災害リスク発見と予測を行う新たなAIソリューション
大切な命を守る
建設現場や工場での労働災害を防止するため、多くの企業では、社員が正しい知識と的確な行動を身に付けるためのKYT(危険予測訓練)・KYK(危険予測活動)を行っています。これにより死亡者数は減少傾向にあるものの、いまだ労働災害が発生しており※、さらに高度な危険予測・安全衛生活動が求められています。
※平成29年労働災害原因要素の分析より 建設業事故(6,355件)
(出展:厚生労働省 職場のあんぜんサイト 労働災害原因要素の分析(平成29年建設業)第14表より)
製品特長
「WordSonar for AccidentView」はFRONTEO独自開発のAIエンジン「Concept Encoder」を採用して開発されました。
Concept Encoderは、FRONTEOの第2のAIエンジンとして2018年に開発され、現在、ライフサイエンス領域において、診断支援や入院患者の転倒転落予測、創薬支援などに広く用いられています。
同エンジン搭載ソリューションの1つである転倒転落予測AIシステム「Coroban」は、電子カルテに記載された看護記録を解析し、転倒転落の可能性のある患者をその発現の7日前に予測するもので、 リスク評価精度の高さと転倒転落予防の実効性が評価され、現在、病院を中心に導入が進んでいます。
これまでの知見をいかし、建設・製造現場の安全対策に関するリスク発見や予測を行う新たなAIシステム「WordSonar for AccidentView」で従業員の大切な生命を守ります。
作業内容ごとの事故事例MAP化
Concept Encoderを搭載することで、各社保有されている事故事例を地図のように表示することが可能となり、情報が視覚的に認識することが可能となります。
作業内容における災害リスクをチャート化
激突、崩壊、感電など作業内容に対しての災害リスクをレーダーチャート形式で表示し、災害リスクの文書を確認することができます。
災害対策アプリケーション
PC、スマートフォンで災害対策アプリケーションを使い、安全管理者から現場担当者まで情報を共有することができます。
災害危険の事前予測
「建設現場データ」「過去の災害データ」「日次データ」などをAIが解析し、事前に災害の危険性を予測することができます。
災害対策アプリケーション対象ユーザー
WordSonar for AccidentViewの活用フロー
当日の工程や作業内容を入力すると、AIが過去の災害データを解析し、関連性が高い順にスコアリング。スコアの高いデータから順に確認することで迅速に必要情報が確認でき、効果的な注意喚起、リスク事案の削減へと繋げます。