当勉強会が2023年5月23日に開催した講演会『「内部通報の件数が多い100社」ランキングから考察する仮説と対策』は、企業経営者やリスク管理担当の方々から大きな注目を集めました。大手企業の不正問題が続いていることもあり、内部通報制度は業界を問わず幅広い企業で認知されつつあります。では、実際のところ内部通報制度はどれほどの比率で活用され、どのような効果を上げているのでしょうか? また、制度の運用現場が抱えているリアルな課題も気になります。続編の今回も『CSR企業総覧』編集部前編集長であり、現在は東洋経済編集部の編集委員を務めておられる岸本吉浩氏をお招きし、最新データに基づいた様々な分析を行っていただきました。講演後のモデレートディスカッションと質疑応答には、FRONTEOでビジネスインテリジェンス事業本部副本部長を務める早川徹也も参加。多面的な視点から、内部通報制度のあり方を考察しました。