株式会社リタリコ障害者向け就労支援で人工知能(AI)を活用したワークフローを導入 病状悪化につながる予兆を発見し、重篤化(じゅうとくか)を回避

2020年02月02日配信

 
 
 
 
 
 

障害者向け就労支援で人工知能(AI)を活用したワークフローを導入
病状悪化につながる予兆を発見し、重篤化(じゅうとくか)を回避


発達に課題のある子ども向けのソーシャルスキル&学習教室の運営、障害のある方の「働く」をサポートする就労支援事業など、多様な人々の教育と社会生活支援を行う株式会社LITALICO。障害のある方の就労支援事業を推進するLITALICO ワークス事業は、障害者の就労ストレスなどにより病状が重篤化するケースを予防するため、人工知能「KIBIT(キビット)」によるビジネスデータ分析支援システム「KIBIT Knowledge Probe(以下、Knowledge Probe)」を導入しました。熟練スタッフの知見をシステムに取り込むことにより、病状悪化の予兆を早期発見。スタッフが早期のケアを行うことで、重篤化を回避しています。

ーお話を伺った方ー
株式会社LITALICO ライフネット支援室
 室長 浅見 淳 氏
 精神保健福祉士 江田 暁子 氏

 
 
 
 
 

障害者の就労支援記録をレビューし、リスクを評価
精度のばらつきが課題に


(ライフネット支援室 室長 浅見 淳 氏)

LITALICO ワークスは、全国56 か所の拠点に400名のスタッフを置き、精神疾患のある3,000人を超える人々のメンタルケアを行いながら就労を支援しています。就労支援においては就職活動のみにとどまらず職場定着のためのサポートも行います。

「2018 年4 月の精神障害者雇用義務化に向けて、障害者の就職環境は整いつつある一方、就職活動における挫折体験の繰り返しや、就職後の人間関係のつまずきなどにより、ストレスを溜め、症状が悪化することがよくあります。そのため、就職したとしても離職率が高くなりがちです。そして、メンタル不調によって起こる最大のリスクが自殺です」とライフネット支援室室長の浅見氏は語ります。

同支援室では、こうした課題を踏まえ、ストレスで症状が悪化したり、退職に至る前に、その予兆を捉え、未然に防ぐ仕組みを2年前に構築しました。各拠点で全ての利用者に対し自殺につながるリスクを5段階で評価し、リスク2以上はライフネット支援室に報告する仕組みです。

…………

 
 

 
 

その他事例

This is the title

 
 

 

お問い合わせ

フォームからお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

03-5463-6375

株式会社FRONTEO

 

 

Comments are closed.

関連コンテンツ