三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社(以下 三菱UFJモルガン・スタンレー証券)は、三菱UFJフィナンシャル・グループのグループ共通指針である「MUFGフィデュ―シャリー・デューティー基本方針」に基づき、お客さま本位の業務運営に関する各種取り組みを徹底しており、その一環として従来行っていた取引モニタリングの高度化に取り組みました。しかし、全国の本支店、コールセンター、担当者が持つ携帯電話などで取り交わされるお客さまとの通話は1日に4万件以上、時間にして数千時間にも及ぶため、人の力のみでは全件の早期チェックや迅速な分析は困難なのが実情でした。
こうしたことを背景に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は自然言語処理AI「KIBIT」と音声認識技術を用いたモニタリングシステムを導入することで、全通話内容のテキスト変換と解析を自動化、モニタリング業務の網羅性と検証精度の向上を実現しました。
この取り組みについて、プロジェクトを担当した三菱UFJモルガン・スタンレー証券とMUS情報システムの皆さまに話をうかがいました。