株式会社イオン銀行AI×RPAの導入で面談記録のモニタリング作業を約80%削減

2020年04月19日配信

 
 
 
 
 
 

AI×RPAの導入で面談記録のモニタリング作業を約80%削減


金融機関と切っても切り離せない業務の一つであるコンプライアンス管理。多くの金融機関が多大な労力をかける一方で、より効率的に、より確実な管理ができないか模索しています。
「親しみやすく、便利で、わかりやすい」銀行を目指し、2007年10月に開業したイオン銀行では、コンプライアンス管理の1つである面談記録のモニタリング業務にAIとRPAを導入。先進的な環境の構築により業務工数の約80%を削減することに成功しました。
この取り組みについて、同行 法務・コンプライアンス部 統括マネージャーの小杉剛雄氏にお話を伺いました。

ーお話を伺った方ー
株式会社イオン銀行 法務・コンプライアンス部
統括マネージャー 小杉剛雄氏

本事例のポイント

・KIBIT導入の決め手は、必要な教師データの少なさ

・人の目でチェックする記録件数を、大幅に削減

・RPAとの併用で、運用がより効率的に

 
 
 
 
 

面談記録のモニタリングに毎月250時間、効率化が課題に


(法務・コンプライアンス部 統括マネージャー
 小杉剛雄 氏)

金融商品の販売・営業活動には、投資家(顧客)の保護等を目的に、金融商品取引法をはじめとする様々な規制が適用され、金融機関では、社員の営業活動が適切に行われているか、コンプライアンスの観点から日々モニタリングしています。代表的な手法としては、日報などで提出された顧客とのコミュニケーション記録を、上長や管理部門が確認するというものがあげられます。限られた人数で多数の記録をチェックするモニタリング業務の運用手法・工数の改善は、多くの金融機関で課題となっています。

「我々も、投資信託の面談記録をモニタリングする中で、まさに同様の課題を抱えていました。当行では面談記録、取引明細、外貨と保険の残高明細をそれぞれ異なるシステムで管理しているのですが、複数のシステムを同時に参照しながらのモニタリング業務はなかなか手間で、どんなベテランでも、1件の確認に最低6分はかかっていました」(小杉氏)

また、モニタリング対象となる面談記録の件数も、業務を行う上で大きな負担となっていました。

「モニタリング対象となる面談記録は、…………

 
 

 
 

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